NPO法人やすらか庵

人口減少、少子高齢化、核家族化の歯止めが効かない-何とかしないとこのままでは無縁仏が増えるばかり

後継者の居ない者にとって墓は重荷である

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後継者の居ないお墓

山村のお墓は家から離れた山の中腹や山の上にあることが多く、若い時には苦にならなかった墓掃除や墓参りも歳を取る毎に苦痛になってきます。

田舎で暮らす方は歳を取っても外での作業をしないと暮らしていけませんので、例えば夏の草刈り、放っておけばあっという間に草にまみれてしまいます。

他にも木の選定や枯れ枝、落ち葉の掃除などの仕事が山ほどあり、お墓の掃除もただ単にお墓だけの掃除をすれば良いのではなくて、道の草刈りや掃除などもしないといけません。

しかしこういった仕事をする人が居なくなれば、お墓は荒れ放題になってしまうのです。

荒れ放題になった無縁のお墓は惨めなもので、そうなる前に手を打っておかなければいけません。

墓じまいだけが解決の方法ではありませんので、無理をせずご相談下さいませ。

相談専用電話043-228-1480

船橋市馬込霊園の墓じまい

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船橋市馬込霊園の墓じまい

船橋市営馬込霊園は昭和26年開設の墓地面積283,563㎡の市営霊園です。

千葉県船橋市馬込町1216にあり、園内には15,013基の普通墓地と5,937基の芝生墓地がありますが、新規の受付は終了し、墓じまいなどで返還された返還墓地の抽選となっています。

また合葬墓はありませんが、遺骨を預かる納骨堂も一杯になり、申込みしてから3~4年待ちとのことです。

大都会の近郊の公営霊園はもう何処も一杯になっていて、墓じまいした返還墓地を抽選で受け付けるという形になっています。

市営霊園は墓地の返還などの手続きに行ってもお寺のようにケチを付けられたり、ぼったくられたりすることが無いので安心です。

NPO法人やすらか庵では船橋市営馬込霊園での墓じまいの実績が多数あります。墓じまいして散骨3万円の合葬墓(永代供養)、5万円の樹木葬などの選択肢も豊富に準備しています。

石に手を挟まれた

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石に挟まれた

墓じまいでは500kgを超えるような大きな石を吊り上げたりしますので、少しでもバランスが悪かったりしますと落下という事態が起こります。

運悪ければ死亡事故にも繋がりかねません。

また雨に濡れていて滑り易かったり、ワイヤーが切れてしまったりと不測の事態が起こることもあります。

どんなに気を付けていても不測の事態が起こりますし、時には体調不良や猛暑などの影響で集中力が不足している時もあります。

やすらか庵で石の積み替え中に積んでいた石が崩れて負傷してしまいました。骨折、5針縫う怪我ぐらいで済んだのは何よりも有難いことで、それでも指が付いている、手があるだけで有難い事でございます。

しかし包帯をしていますと不便で仕方ないですけれど、これを機会にもっと気をつけなさいという戒めだと思って精進いたします。

千葉市平和公園墓地の墓じまい

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千葉市平和公園

千葉市平和公園墓地は千葉市若葉区にあり公園型の霊園として整備されています。園内には芝生型の小さめの墓地から一般的な墓地までの区画が多くあり、ゆったりとした環境の中でお墓参りが出来ることで人気があります。

園内は車が通る道路があり、道の片側が駐車場になっており、枠の中に停めるようになっています。

平成29年度まで返還墓地の使用者の募集を行っていましたが、現在は行われていません。

NPO法人やすらか庵では千葉市平和公園墓地の墓じまいは何回も行っています。

やすらか庵からとても近いので、すぐに行くことが出来ます。

TBS報道特集

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TBS報道特集

9月21日地(土)夕5時半からのTBS報道特集の内容は元々RSK山陽放送が独自に作った内容で、6月19日放送のRSK地域スペシャル「メッセージ 墓は消えるのか~家族が決断した理由~」という1時間番組を再放送用に短縮して放送されたものでした。

岡山県という地域からの目線で全国的に起こりつつあるお墓の問題を提起する番組で、とても共感する人が多く、まだ現代における様々な専門家の目線でその解決策を示していたのがとても参考になりました。

これからは人口減少、少子高齢化核家族化が増々進行し、これまでのお墓が維持できなくなってきます。

そういう時にお墓を片付ける墓じまい、そして散骨樹木葬合葬墓など、これからの時代の私達と、そして亡き人の行先を皆で考えていく必要があります。

 

台風15号で被害甚大

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台風15号の被害

先日の台風15号は主に千葉県に甚大な被害をもたらしましたが、まだ停電している所もあり、復旧までにはかなりの時間がかかりそうです。

車があまり通らないような道路はこのように放置された所もあり、樹や電柱がボキボキと折れているんです。

NPO法人やすらか庵でも大木が折れて電線に掛かっていましたが、敷地内でしたので自分でチェーンソーでお片付けしました。

屋根のトタンも飛ばされてガラスも割れて…かなり片付けましたが、少しずつお片付けしています。

お盆が済んで

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お盆が済んで

NPO法人やすらか庵は千葉市若葉区野呂町にありますが、周辺のお墓では住民の方が13日と15日の夕方にお墓のランタンにロウソクを灯しにやってきます。

迎え火と送り火なんですが、夕方の暗くなりかけた時間にお墓のあちこちでロウソクの火がユラユラと揺れるさまはとても幻想的です。

墓じまいばかりしていますと、お墓の大切さも見えてきます。

すぐ近くにお墓があって、生活の中にお墓の情景が溶け込んでいることはとても大切なことだと思います。