石に手を挟まれた
墓じまいでは500kgを超えるような大きな石を吊り上げたりしますので、少しでもバランスが悪かったりしますと落下という事態が起こります。
運悪ければ死亡事故にも繋がりかねません。
また雨に濡れていて滑り易かったり、ワイヤーが切れてしまったりと不測の事態が起こることもあります。
どんなに気を付けていても不測の事態が起こりますし、時には体調不良や猛暑などの影響で集中力が不足している時もあります。
やすらか庵で石の積み替え中に積んでいた石が崩れて負傷してしまいました。骨折、5針縫う怪我ぐらいで済んだのは何よりも有難いことで、それでも指が付いている、手があるだけで有難い事でございます。
しかし包帯をしていますと不便で仕方ないですけれど、これを機会にもっと気をつけなさいという戒めだと思って精進いたします。
TBS報道特集
9月21日地(土)夕5時半からのTBS報道特集の内容は元々RSK山陽放送が独自に作った内容で、6月19日放送のRSK地域スペシャル「メッセージ 墓は消えるのか~家族が決断した理由~」という1時間番組を再放送用に短縮して放送されたものでした。
岡山県という地域からの目線で全国的に起こりつつあるお墓の問題を提起する番組で、とても共感する人が多く、まだ現代における様々な専門家の目線でその解決策を示していたのがとても参考になりました。
これからは人口減少、少子高齢化、核家族化が増々進行し、これまでのお墓が維持できなくなってきます。
そういう時にお墓を片付ける墓じまい、そして散骨や樹木葬、合葬墓など、これからの時代の私達と、そして亡き人の行先を皆で考えていく必要があります。
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千葉県市川市では「市川市霊園一般墓地返還促進事業」として原状回復(更地に)するための費用を助成してくれます。
事情により一般墓地を返還する場合は、使用者の費用負担で墓地を原状回復(更地の状態)して返還しますが、その原状回復に係る費用の全部または一部を助成する制度があります。
一例として第一種普通墓地4.0平方メートルで24万円の補助金が出ます。
また、市川市霊園一般墓地返還を条件に返還対象の墓地に埋蔵されている遺骨の改葬先や使用者の方の将来の埋蔵場所の確保などに、特例として公募以外で市川市霊園合葬式墓地の許可(生前・遺骨あわせて2体まで)をする制度があります。この特例に限り使用者が市外の方でも申込できます。
合葬墓は普通は抽選ですが、墓じまいして合葬墓に入れることが保証されます。これは素晴らしい制度です、該当される方は是非ご利用ください。